[雑誌記事索引
CD-ROM版]
1997.2.4
No.7
福島大学附属図書館 学術情報係 TEL=2619
◆今回はCD−ROMの紹介です。
最近は電子メディアの普及がめざましく
CD-ROMを知らない人はいないでしょう。音楽もゲームもパソコンのソフトもCD-ROMで提供されています。本館でもいろいろなCD-ROMがありますが、図書館でよく利用されるものは文献検索用のものです。冊子体の索引や目録にくらべて、1枚に大量の情報が入り、検索が便利で速いという特徴があるからです。現在よく使われているものとしては以下のものがあります。
法律判例文献情報
1996年版1982-1994年に出版された法律関係の雑誌記事・図書の検索ができます。
CD−HIASK
(朝日新聞記事データベース) 1985−1995記事見出だけでなく本文も載っています。
日本経済新聞
CD-ROM版 1990−1995特定の企業に関する記事が一括で検索できます。
CD-ROM
用のパソコンは開架閲覧室に入ってすぐ左にあります。もうすでに利用された方もたくさんおられるかと思いますが、今回のニュースでは新しく購入した雑誌記事索引CD-ROM版の紹介をしたいと思います。
◆「雑誌記事索引」とは。
「雑誌記事索引」は国立国会図書館が編集・発行しているもので、どのような論文が発表され、その論文はどの雑誌に掲載されているか等の論文情報を探すツールとしては、日本において最も網羅性のあるものです(採録誌約
3,300誌、1996年6月からは約5,500誌)。冊子体のものは累積版(何年か分をまとめたもの)として出版されており、本館でも1948年〜1989年まで(人文・社会編のみ)所蔵しています。今回購入したCD-ROM版はその後1990年から最新(現在1996年6月)までを納めたものです。更新は年4回ありますので、数ヶ月遅れで最新の雑誌論文情報を検索することができます。ある主題に関する論文を広く探し出すためのツールとして、まずこのCD-ROMを利用することをお薦めします。それでは、画面イメージと検索の方法について簡単にご紹介致しましょう。
◆雑誌記事索引CD-ROM版検索法紹介。
CD-ROM
を入れて検索画面を立ち上げると、メニュー検索とコマンド検索の2通りの検索法がでてきます。今回はより簡単なメニュー検索について紹介します。①初期選択画面で「1.メニュー検索」を選択すると、左のような画面になります。
②検索語の種類は画面のとおりです。入力文字は、漢字、ひらがな、カタカナどれでも
③検索語として「ボランティア」と「フクシ」を入れてみました。(*は
AND検索の記号)④
48件ヒットし、F8「一覧表示」を押すと一覧が表示されます。⑤一覧には論文のタイトル、著者名、刊行年月しか表示されませんので、次に詳細表示を行います。
⑥番号を入力するか、カーソルを表示させたいレコードまで移動し、
F8「詳細表示」を押すと、掲載雑誌名、巻号などが表示されます。
⑦検索結果をプリントアウトしたい場合は、
F6「印刷」を押し、指示にしたがって実行します。フロッピーにダウンロードし、それから印刷することもできます。
《注意》
★このCD-ROMの検索ソフトはDOS用ですのでWindowsではいろいろ不都合があります。くわしいことは係までお問い合わせください。
自動ドア改修工事のため
2月28日(金)〜3月1日(土)は休館です。レファレンス・ニュース目次へ戻る 図書館ホームページへ戻る