推薦図書詳細

内容紹介(Webcat Plusより)
20世紀アメリカの独創的物理学者が、奇想天外な話題に満ちた自らの体験をユーモアたっぷりに語る...Webcat Plusを見る
推薦者のレビュー
この本は、アメリカ人のノーベル物理学賞受賞者のリチャード・ファイマン博士が自らが経験した数々の興味深い出来事を語ったものである。著者は、真実を知りたいという気持ちから、自分の知らない現象を放っておくことはできず、実に様々な実験を行っている。各自の興味や関心に応じて、拾い読みするだけでも、著者の科学者としての信念が伝わってくるであろう。第二巻の最後にある「カーゴ・カルト・サイエンス」と題する節では、どのような姿勢で研究と向き合うべきかについて述べられている。卒業論文の執筆に際して、初めて本格的な研究というものを体験する人には、この部分だけでも一読することをおすすめしたい。