推薦者:金井光生
改憲問題 / 愛敬浩二著. -- 筑摩書房, 2006.4. -- (ちくま新書 ; 594) ...OPAC確認
請求番号:323.1/A25k
内容紹介(Webcat Plusより)
日本国憲法は「占領軍に押しつけられたものだ」「もはや古くなった」「自衛隊すら認めないなんて非現実的だ」…。
こんな改憲必要論が巷に溢れている。 ...Webcat Plusで続きを見る

推薦者のレビュー
現実的になってきた改憲の動き。本書は、主に第九条を中心として、改憲派と護憲派それぞれの主張と応答を論理的に解説してくれる良本である。教育基本法の改定や <愛国心>強制を含めて、私たち自身や私たちの愛する子どもたちが戦争へ行くことになるかもしれない国へと進むか否かの重大な分岐点に立たされている今、私たちが一般市民として、主権者として、知っておくべき議論がしっかり身につく。巻末の参考文献も役立つ。