1959(昭34)年5月21日から1970年頃までの間、安達郡東和町木幡関屋140において活動した私設図書館のことです。
同館は同所に住む丹治武正・礼子夫妻(故人)が、本に恵まれない農村の子どもたちのために、約300冊の図書を用意して自宅(約20㎡)を開放して始めたもので、最盛期には約3,600冊を提供しました。
蔵書は児童書、小説それに農業関係専門書が主でしたが、図鑑、百科事典などの参考図書もありました。
いつでも、だれでもが自由に利用できるように毎日開放されていて、小・中学生が1日平均8〜10人利用しました。
夏休みの宿題をしたり、研究課題の調査をする学習の場でもありました。 一般図書や資料も所蔵し、集落の人たちに無料で貸し出しました。
貸出期間に制限はなく、何日間でも利用ができました。
1966年1月からは、東和町出身の人やこの町に関係ある人の消息、町に伝 |
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